REPO
[LIVE]ニモドル


秋のと〜べん祭り
下北沢440
SUN 18th SEPTEMBER 2005


 地元も下北もお祭り。
 440では『秋のと〜べん祭り』。

 カーテンの隙間からちらちらと姿が見えたり。アー写でも着ていたグリーンのポロ。非常にリラックスした開場前。

 本日は混乱を避け、80人程しか入れなかったらしい。いわゆるプラチナチケット。
 思い思いの席について、落ち着くまもなく開演の運び。

本日の出演者(出演順・敬称略)

 佐々木健太郎(from アナログフィッシュ)O.A.
 湯川と〜べん
 イノトモ
 車谷浩司(AIR)
 藤井康一
 大島保克
 セッション

 関係者席からソデを通らず直でと〜べんさんステージへ登場。「クル」と車谷を呼び、肩を組みつつ。
「どうも、AIRの車谷浩司です。湯川と〜べんさんからご挨拶があるそうです」と、と〜べんさん車谷に振る(笑)。
「え、オレですか!?」と、慌てる車谷。それでも「どうも湯川と〜べんです」とご挨拶。
「ものすごい異種格闘技な感じで・・・」しどろもどろで楽しみにしていたと言う。
「と〜べんさんに会うのも何年振りかで・・・」いまいち役に徹しきれない車谷。
「横浜アリーナ以来だね」
「スパイラルライフと言うバンドでサポートを・・・」と、二人の関係を紹介しているところに「解散したんですか?」と、湯川先生のすごいツッコミ。ステキ。会場大笑い。
「じゃないの!?」と、返す車谷。
 あんまりない楽しい掛け合い。
 最後に「最後まで楽しんでいって下さい」と、主催者のような挨拶をして席に戻る。

 トップはアナログフィッシュのベース、ボーカルの佐々木健太郎。
 オープニングアクトだったので3曲。遅刻して、リハする時間がなくて開演前トイレで唄ってました(笑)。

 2人目は何故か主催者と〜べんさん。車谷のギターを使用。
「実は僕が湯川と〜べんだったんです」と挨拶(笑)。
 イノトモと1曲共演。

 そしてAIR。
 直接ステージに上がりチューニングをしつつ「どうも、こんばんは」と軽い挨拶。
 呼んでくれてありがとうと感謝の言葉と会えて嬉しい旨を述べ「しばし演らせていただきます。最後までよろしく」
 1曲目は静かに『daybreak』を弾き始める。目を閉じてゆっくりとギターを奏でる車谷。
 拍手の隙を与えず続けて『Hallelujah』。ホントすっかり持ち歌(笑)。
 ここでMC「湯川さんとかいると緊張するなぁ・・・(笑)」
 弾き語りは全然覚束なくて、最初の方は目も当てられないくらいひどくてと言う話をしながら関係者席の方を見て意味深な笑みを浮かべる車谷。
「景気付けに元気な曲を」と、『I HAVE A DREAM』。
 気持ちよさげに唄い、続いてもアッパーな『PUT YOUR HANDS UP』。なんかとてもいいぞ。
 ギターをチェンジしチューニングしながら「僕、下北でライヴ演るの今日初めてなんですよ。ミュージシャンぽくないですよね。新参者ですがよろしくお願いします・・・(苦笑)」 ビミョウな感じで笑ける。
 ここで湯川さんがボソッと「GARDEN聴きたいな、GARDEN」
「うわ、どぅわ・・・!!」と、字にならない(したけど)叫びを上げ仰け反る車谷。そして「歌詞覚えてないねぇ・・・」
「スパイラルライフと言う、僕が昔やってたバンドの歌を唄えと大先輩が言ってるんですが・・・いじめですかね・・・」もう忘れてるから思い出しながらやりますとか、ぷちぷち言いながらイントロを弾き出す。
 鳥肌がたったね。まさかね。
 間奏中に「あってんのかな」とか呟く(笑)。
 転調や高音になるところがうまくいかなくて2、3度弾き直してたりしたが、歌詞はしっかり覚えてて、2コーラス目は一度も止まらず、10年のブランクがあるとは思えない唄いッぷり。つーかすごくないか?
 会場割れんばかりの拍手。嬉しすぎるよ。
「どうもありがとう」と照れながら。
「やめてから初めてスパイラルの歌をやりました。(溜息混じりに)ついに唄っちゃった・・・」大爆笑。
 これが一番盛り上がってこれで帰るみたいとちょっとすね気味に言いつつも、こういう時ならではだしカラオケで練習しておきますとか言ってます(笑)。
 興奮も少し冷め「もうちょっと唄っていいですかね」
 はぁ・・・と疲れたように「『starlet』でも唄います」でもって・・・。
 悪くない気分とAIRを半分否定されたような微妙な心境なんだろうなと冷静に分析する俺。
 祭りの宵にしっとりと唄い上げ終了。
 拍手の中、と〜べんさんに恨みがましい視線を向けてて笑えた。

 ウクレレ抱いた渡り鳥藤井康一。
 単純に笑えた。深く考えない楽しみ方がよい。
 本当にバラエティーに富んでる。
 ダンサーかわいかったなぁ。なんとも。


 サンシンで島唄を奏でる大島保克。
 琉球音楽って何で癒されるんだろう?
 しかし長丁場だね。今日は。

 最後に全員でセッション。ボーカルは大島。
 車谷がそう言う場にいること自体が稀有だ。貴重なものを見せてもらった。
 そう言えばと〜べんさん「クル」って呼ぶんだなぁ・・・。へー。

 秋だと言うのに蒸した残暑の夜の夢。


The End












































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