REPO
[LIVE]ニモドル


LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY
liquid surprise 01 day SP
LIQUIDROOOM ebisu
TUE 26th JULY 2005


 本日は台風が関東地方に接近。雨が結構激しい。
 早く着きすぎた会場前で渡辺さんに遭遇。近くで見るとかなりでかかった。とにかくビックリ。

 とりあえずLIQUID限定と思われるTシャツをgetしておく。着ないけど。ていうか、ロビーは過去のTシャツの展覧会みたくなってるね。それを眺めつつ開場を待つ。

 開場はスムーズに。よさげな場所にて開演を待つ。待ってばっかり。待ち遠しくて仕方がないから全てフライング気味。ふっ・・・。

 いつも通り15分押しで始まる。
 現れたのは車谷一人きり。黄色のTシャツにジーンズ。最近ずっとラフなスタイル。洗いざらし感大。とても爽やかなAIRでありました。
 テイラーのアコギを携えて、弾き始めるは『I HAVE A DREAM』。ハイトーンヴォイスに耳を傾けながら、気になるのはソデで念入りにチューニングされているアイバニーズRG7-421。 これってもしかする・・・?
 他のメンバーも登場し、ギターチェンジ。バイオハザードのステッカー。珍しくメンバー紹介を先にする。
「AIRです!!楽しくやりましょう!!」
 『PUT YOUR HANDS UP』ものすごい会場の歓声。すごい喜んでる。本当に皆待ってたんだなって感じだ。キーボードフューチャリングのバージョンって少し新鮮。間奏中に左側に出てきてご挨拶といったところ。群衆がうねって車谷にに手を差し出す。
 サビの会場のコールも一体。
 それに続く曲は、当然だけど「やるんだ!!」と言う感想を持って迎えた『Me,We.』。
 何時振りだよ。
 AIRが帰って来たよ(涙声)。
 今までの鬱憤を晴らすように散々暴れて浮かれて。やっぱりラウド楽しいな。
「こんばんは、AIRです」といつもの挨拶の後にLIQUIDROOM1周年おめでとうと。さらに「お足元の悪い中を来てくれてありがとう」と軽口(笑)。MCの最中、ノドをごほごほ。久し振りの『Me,We.』でノド痛めた?
 『LAST DANCE』を唄い始めて、やっぱり声が変なのが判る。さっきまで調子良く出てたのに、声量も音程もおかしい。思わず隣の相方と顏を見合わせてしまう。
 ところどころ声が出なくて、唄わない箇所もあったり。間奏中もごほごほと・・・。心配・・・。
 出なくなった車谷の声を補うように、サビを会場中が唄ってたのには涙が出そうになった。ファンがすごく温かいなぁって。
 なんとか曲が終わって、心配そうに駆け寄るスタッフ達。
「ごめんね、声が全然出なくなっちゃったの」あいかわらずごほごほと乾いた咳。水を飲んでもまだごほごほ。空白の暗闇。会場の細かなざわめき。このまま中止になってしまうんじゃないかってすごく不安になる。
「こんな事は初めてです。もう1曲だけやらせてもらって様子見させて」と言って『夏の色を探しに』を唄い始める。声量は抑えているものの大丈夫そう。一安心。声の調子ばっかり聴いてたから、全然曲聴いてなかった(笑)。
 無事唄い上げ「どうもありがとう、大丈夫です」
 ここらか少しまったりタイム。『one way』『Yawn』『goldfish』とゆるい曲が続く。『goldfish』の後にタカアキ氏が持ってきたうがい薬でコロコロとうがいをして、さらに本調子に近づいたみたい。
 『liar』も久し振りだ。
 続くは定番『24 YEARS OLD』。ジャンプもギターを構える位置も高いね(笑)。普段結構クールに見てる相方もコブシ上げて今日のライブを楽しんでいる。飛び跳ねて下がる時、UNITの時みたいに転びそうになって少しハラハラした。
 長い長い、意地のぶつかり合いみたいな演奏の後の歓声と拍手とAIRを呼ぶ声がすごかった。

 ベツニカンペキサナンテイラナインダ。

「楽しんでますか?長くやってるといろんな事が起こるんだなと・・・」
 ここでは最近の話など。PV撮ったり、レコーディングとかツアーの事とか。そのツアーの間にアルバムを出しますと。「言ってしまいました・・・(笑)」はにかみながら。
 会場の「待ってるよ!!」の声に「思いっきり待っててくれ(笑)」
「よくわかんないんすよ、オレ」と、なんだかぶっちゃけトーク。車谷が「オレ」って言う時は、用意してきた言葉を話していない時。素になっている時。
「日本の音楽シーンなんてどうでもいい。いい曲を創ってこんな風にライヴがやれたらOKなの」なんて満面の笑顔で言う。
 きっと心をも覆っていた重い鎧を脱いだんだ。
「そんな思いをこめて『daybreak』」
 『GOOD TO SEE YOU』から本編のラストまではマンネリかな・・・。ギターなどからも次に来る曲も予測出来てしまうほど。
 まあ『Hair do』は嫌いじゃないし、アンコールの終わりがマンネリじゃないってことはいいことだと思う。
 強く胸に左手を当て挨拶し、無言で去る。

 アンコール。
 4人ともリキッド限定のTシャツを着て登場。
「なんかものすごい年くったアイドルみたい・・・(苦笑)」
 新宿LIQUIDROOMには想い出があることを語りつつ、その新宿の時によく演った曲をと『LUCY,CAN YOU SEE ORION?』。
 なんか美しすぎだ。めちゃくちゃ上がる。
 『TODAY』でさらに盛り上がり。晴れ晴れしい車谷が見られただけで、もう気持ちいっぱいで。
 そして今日初めて登場するフェンダー・ジャガー。何演るの・・・?期待せずにいられない。
 ガシャガシャと、『Everything, or Everyone and Everything,or Peace』のイントロ!!!!!!!!!!高めに構えるギター。いろいろ久し振りだなって思ったけど、これこそ!!
 めちゃくちゃ踊ったね。
 自然と、サビでピースを掲げている自分がいた。気がついたらピースマークになってた。今日もう一度「車谷が帰って来た」って思った。
 足を前後に踏ん張って、ガリガリとギターをかき鳴らす姿は勇ましく、カッコよかった。
 車谷の叫びにエコーがかかり、キラキラと瞳を輝かせる観客。
 一体になって会場も唄っている。
 バカみたいに繰り返すけど、本当に楽しかった。
 最後に車谷もピースを掲げ、今年最高のステージを去る。
 誰もいないステージで、エフェクターを通して鳴り止まないギター。鳴り止まない拍手。

 撤収の声がかかり、ちらほら移動する客も出るが、大半は拍手をしながら薄暗いステージを見つめている。

 大きな歓声!!
 AIR再び登場!!
 出口に向かいかけていた客も駆け戻る。
「どうもありがとう!!」ビールを片手に。そのビールをフロアに投げ入れる。
「不手際もあり、そんな思いも込め、こんなありがたい事はそんなにないので、もう1曲唄わせて下さい」そして「帰ってしまった人にはよろしくお伝え下さい」と付け加える(笑)。
 すっかり持ち歌になってしまいましたがと、一人ごちて『Hallelujah』を唄い始める。
 ユルヤカに唄い上げて「どうもありがとう。おやすみなさい。バイバイ」
 はい、いい夢見ます。


The End












































SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送