REPO
[LIVE]ニモドル


AIR acoutic tour「the bread of life」
NIIGATA CLUB JUNK BOX
TUE 10th MAY 2005


 新潟CLUB JUNK BOX移転記念とチケットにありますが、あんまり新しい感じがしない・・・(笑)。

 ほぼ定刻に入場が始まり、エントランス階の5階からホールのある階下に降りると、パイプ椅子が100弱並べられていた。 AIR歴で最もいい番号だったので見易い場所をget。低いステージに平行に何列か並んでたけど、後ろの方見えるのか?

 今回ツアーグッズの発表がなかったから「どうなってるんだ?」と思ってたら、なんと過去のツアーグッズ、全て1000円(CD、DVDは除く)。 ナコTシャツも初期Tシャツも99 SPECIAL BOX限定Tシャツもフリスビーもタオルも1000円。すごいね。太っ腹なんだか、在庫一掃セールなんだか・・・。 因みに売り子は篠原社長。オンリー。マニファクチャー状態だ。

 ステージの上には、3本のアコギ、楽譜台、椅子のみ。テイラー2本とYAIRIギター(かな?)。

 そしてこれもまたほぼ定刻、何の前触れもなくステージ場にAIR登場。
 あまりにも静かな登場だったので気がつくのが数秒遅れたくらい。
 手には紙っぺら1枚。
 随分と髪が短くなっている。逆に髭は伸びている。「Flying colors」の時くらい。
 なんだかますます子供みたいだ。てか生まれたてみたいな感じ。
 ソデがオレンジの白ラグランTシャツに膝の破れたジーンズ、アディダスの靴。

 「どうもー」と軽い軽い挨拶。
 チューニングさせて下さいと、自分でチューニングを始める。

 1曲目は『HELLO』。あまりに近くて緊張も伝わるほど。てかいきなり外した(笑)。それもありだ。拍手はみんな控えめ(別に揶揄していると言うことではなく雰囲気が静かだから)。
 『Hair do』と続く。緊張の為かギターのミスも多いが、その時の表情がなんとも言えないいい感じ。すごく柔らかい「しまった」って笑顔。
 『Hair do』のアコースティックバージョンもなかなか秀逸だ。
「どうも、お久し振りです、AIRです」ものすごい緊張しますねと、照れながら。
会場全ての目がAIRに注がれてるわけだから、緊張もするわな。
「何も考えてないんですよ、あえて何も考えてなかったって言うか」
 AIRの話に耳を傾けるあまりに会場がシーンと。そりゃシ−ンとなるよね、僕しかいないんだからと、AIR苦笑「畏まらずフランクに楽しく聴いて下さい」
「(新潟でライヴをするのが)久し振りなんで『GOOD TO SEE YOU』と言う曲を」ワーと沸く会場。
 続くは『Last Dance』殊更しっとり。前の方に視線を向けるのはさすがにハズカシイらしく、基本的に目を閉じたり後ろの方に向けたり。
 唄い終えて「どうなんでしょうね?どうですか(笑)?」会場が見えすぎるからって気にしすぎだ(笑)。
 温かい会場の言葉に「ありがとう」と感謝を述べつつも「飽きるんじゃないですか?」
 ステージに一人とても困ってあたふたしてるAIR。リクエストを受けつけたりなんかしてみたり。『TODAY』のリクエストに「早いなぁ」後でやるらしい(笑)。
 『凪』のリクエストに「そんな曲もあったねぇ」と嬉しげに『凪』を弾き始める。全然このツアーで演る事を考えていなかったらしく、歌詞あやふや(笑)。「♪つかみ取れる 夢を運んでる」を「るらら・・・」と誤魔化す(笑)。
 会場中が「頑張って」と慈愛に満ちた瞳を向け、声に出さずに歌詞を口ずさんでいる。『凪』本当に久し振りだなぁ・・・。
「どうも失礼しました(笑)」と、笑いながら次に弾き出した曲は『PUT YOUR HANDS UP』。意外!!アコギでって初めて聴く。今日初の手拍子が小さく起こる。
 『I HAVE A DREAM』あたりから唄も安定してくる。「使ってないギターがあるな・・・」とギターチェンジ。ギター自体にチューナーがついてるのはYAIRI?
「私事ですが・・・」と、オーストラリアで1年弱暮らしていたと言う話を始める。あえて日本のことをネットで調べたりしなかったので、帰ってきてビックリしたと言う。
 地震にビックリ、お笑いブームにビックリ、韓流ブームにビックリ(笑)。そんな貴方はヨン様と同じ誕生日。
「僕が来ることで何が出来るわけでもないですけれども・・・」と断った上で、新潟でのライブを急遽決めた事を話し始める。
 このツアーは3人(篠原社長とマネージャーさん)で、運転を交代しながら、ラブワゴン気分で(笑)回るらしい。そしてその様子を、AIR−NETにあった新しい試み「MOVIE MAIL」としてアップすると。なんとも楽しみな話である。
 オーストラリア話続きで「オーストラリアで作ったのにどうして日本的になってしまうんでしょう・・・」と言いながら、まだタイトルも決まっていないと言う新曲を演る。たどたどしく歌詞もつまりながら歌う。 外国のスタンダードナンバーのような優しい曲だった。
 前半最後の曲『daybreak』を唄った後の「どうもありがとう」と照れくさそうなはにかんだ笑顔がなんともいえなかった。
「と言うことで休憩しましょうか。休憩して第二部(笑)」
 とてもAIRが近いので、ギターを奏でる指はキレイで・・・。うっとりだな、こりゃ。まいった。

 ソデに引っ込んだと思ったらビデオカメラを手に出て来た。手当たり次第に会場などを映す。どうやらこの辺りもムービーメールの範疇らしい。物販の方に歩いて行って自ら販売。「ありがとうございます」なんて声が聴こえたり。
 幸運な数人は直接AIRから商品の受け渡しをしてもらったり、握手等もしたようだ。

 休憩もそこそこに第二部開始。
 やっぱりあっさりと登場。

 『YAWN』『夏の色を探しに』とゆるく気持ちのいい時間。絶対「夏の種探そう」って唄ってた気がするんだけど、気の所為?
 MCが今回は多い。普段そう話を聴ける機会があるわけじゃないので嬉しい事ではあるが。
 もうないと思っていたTシャツの在庫が、片付けをしたらたくさん出てきたので、この機会に全部出してしまおうと言う話から、「ツアーグッズ」を「キャラクターグッズ」 とか言っちゃたりして会場を笑わせる。AIRの語彙ってたまに古くさくて変だよね(笑)。そこがまたいいところなんだけれども。
 で、物販のCD,DVDは1000円じゃないって話から「NK」をDVDで再発するに当たって、久し振りに自分で見て「若くていいですね」と他人事のように言ったり(笑)。
 その1曲目である『NEO KAMIKAZE』を弾き始める。久し振り・・・。
 やっぱりやる曲が限られてくるようで次もゆるい曲『泡沫の虹』(この前になんか演った様な気がするんだけど、思い出せない・・・)。いつものようにためたりしないあっさりとした唄い方。
「話が尽きてきたぞ」と笑いながら、8月くらいにシングルを出して、今年中にアルバムを出して、今回の「the bread of life」とは別にちゃんとしたバンド形体でツアーもしたいと話す。 普通のツアーと平行にやる「the bread of life」が終わる時は死ぬ時だと、死ぬまでやっていられたらいいなあと語る。本当だね。
 人気曲『starlet』、記念日と言う意味の『TODAY』を続けて第二部も終了。

 アンコール。待たせたりしない。
「照れくさいですね」
 選曲は「年末にカバーをやったんですけれども、僕の好きな曲で問い合わせも多くて、新潟の皆さんにもそれを・・・」と『Hallelujah』を。
「もう1曲だけ」とこれもまた久し振りの『ここで確かに』。oneツアーでやっても全然おかしくなかったのにやってなかったんだよなあ。嬉しいぞ。
弦を滑る指の音が耳に残る。
「どうもありがとう。楽しかったです」穏やかな笑顔が印象的。

 終演後、SEで録った新曲が流れる。1曲はさっき演った曲で、もう1曲は『new song』に似た曲だった。
 夏ですかぁ・・・。待ち遠しいね。

 ケツと背中が痛い・・・。


The End














































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